今年のナビスコカップはJ1のクラブのみで行われる。
しかもワールドカップの中断前に、
中2日のペースで一気に6試合を消化するという、
ちょっと無謀とも思える予選リーグを経て、
9月からの決勝トーナメントに駒を進める。
中2日の間隔には正直賛成できないけど、やり方はいいと思っている。
ただできれば決勝トーナメントもホーム&アウェイにしてほしかった。
東京が入ったのはBグループ。東京、清水、神戸、ヴェルディとなっている。
うちも含めて7節までのリーグ戦では、順調とは言えなかった。
ナビスコでの巻き返しを狙うクラブが揃った組、とも言える。
そんなナビスコの初戦の対戦相手は清水。
一昨年のヴェルディ「川崎」戦以来の駒沢開催。
駒沢は兼用競技場でキャパシティは22892人と意外と入るが、椅子は全て長椅子。
東京オリンピックのために作られた競技場なので、古さは正直否めない。
ただ公園内にあるので、周辺環境がとてもいい。
緑が多く、散策して歩くだけでも退屈しない。
自分の家からはバスでも電車でも行けるが、バスだと時間が不確定になるので、
安全策を取って電車で行った。
コンビニで買い物をして歩くこと10分ほど。
俺「清水のサポーターも結構来てるな」
彼女「清水の人ってわかりやすいよね」
俺「確かに。あれだけ同じ格好をしてりゃな(笑)」
正門に着いたのはいいが、
俺「ん?誰も並んでないじゃん」
自分らが着いたのは9時をちょっと回った頃。
列らしいものはまだ出来ていなかったのだ。
なので係員の方にちょっとお伺い。
俺「あの〜、Gブロックってどこに並べばよろしいんですか?」
係員「えっとですね…ちょっとお待ちください」
と待つこと少々。
係員「そこに並んでください」
と右側を指した。
その時点では「ここにお並びください…」云々の張り紙などもなかった。
俺「前にいるから2番目か」
彼女「駒沢だからみんな余裕をかましてるのかな?」
俺「そうかもな。」
彼女「清水の人達は結構いるね」
俺「そりゃな、遠くから早く出てきたんだろうから」
以下の写真は競技場の前の広場に立っている塔と、競技場の正面の写真。
暇だったので、ちょっとうろうろしていると、
清水のTシャツを来た子供がいた。
背中には10番で「NOBORI」と書いてあった。
そういえば…リーグ戦の清水ではノボリコールが結構あったな…と思い出していた。
と、前にクレイジーキャッツの映画をCSで見ていた時、
植木等がこの広場で、あの独特のステップで跳ねていたのも思い出した(笑)…。
クレイジーキャッツの映画は、今見てもとても笑えるので好きだったりする。
あの映画は人を元気にしてくれるところがあるような気がする。
「無責任男」と言われているが、とてもじゃないが無責任ではない。
だって普通のサラリーマンが会社を大きくしたりするんだから(笑)。
開門は11:00。気がつくと思った以上に集まっていた。
俺「今日の試合は1万人入ったら結構なもんだろうね」
彼女「ナビスコだし、しかも予選だからね」
席について一言。
俺「またこりゃ日焼けするな(笑)」
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競技場にある屋根(メインスタンド)
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バックスタンド
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北サイドスタンドより南側を臨む
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いつものように選手カードとお宝抽選会を申し込みに、ファンクラブテントに。
その前にマッチデイプログラムを購入。と…
俺「ゲッ、合併号か…」
と、ちょっとガッカリした。
今日のカードは稔(小林)だった。
俺「ミノル、今日出るのかな…スタメン予想では入ってなかったけど…」
※これに関してはこの前の4/21分の日記を読むと判ると思います。
プレゼントを見ていたら、尾亦のスパイクがあった。
俺「これだな」
彼は高校の後輩になるからである。
申し込み記入欄に、一応そう書いておいた(笑)。
ただのウケ狙いとしか思われない行動である(笑)。
ゴール裏はバックスタンド寄りの所に集まっていた。
兼用競技場なので、サイドスタンドだとやはりピッチが遠いが、
ここだと専用には敵わないけどピッチが近くなる。
しかし…
俺「ここだと日差しがモロに来るからヤバイな…(笑)」
最初はサイドスタンドに設置してあった、音声用のスピーカーが、
ちゃんとバックスタンドの方に動いてきていたのが面白かった。
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メインスタンドの屋根、その2
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バックスタンドより北サイドスタンド
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南側にいる清水のサポーター
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その時に知り合いに遭遇した。仮にBさんとしておこう(笑)。
俺「横断幕変えたんですか?」
Bさん「はい、この前の仙台戦からデビューしています」
俺「これ、以前のヤツよりカッコイイ」
Bさん「そうですか?」
俺「はい。色合いと字体がいいです」
その横断幕は「おとこまえ東京」というものです。
自分が住んでいる世田谷のお隣の狛江市の方々が出しているものです。
東京スタジアムだとバックスタンドにかかっています。
って、自分の彼女は狛江に在住していたりする(笑)。
待ってる時の会話。
彼女「清水のサポーターってどこでも結構いるよね」
俺「でもこの競技場にはビビったんじゃない?」
彼女「今日もパルちゃんのぬいぐるみを抱えた人がいっぱいいる」
俺「さっき喫煙所にいて、スタジアムに向かってる人を見ていたら、
ドレスを着たパルちゃんを抱えていたのがいたぜ」
彼女「自分で作ったのかな」
俺「だろうよ。でもサッカーにドレスって観点ないよ(笑)。
それに競技場に持って来たら汚れるだろうに」
彼女「だからビニールに入れてる人って多いよ」
俺「ビニールに入れてたら窒息しちまう(笑)」
とてつもなくくだらない会話…。
今日もキーパーは土肥一人。
最近、自分の第一声(笑)は「土肥〜〜っ!!!」になっている。
リーグの仙台戦は見ていないので、これが初めて見る事になるが、
俺「土肥に何かあったらどうするんだろう…」と不安になった。
アマラオはいないが、ケリーとジャーンがいた。少しホッとした。
先頃、レンタル移籍してきた石川君の姿もあった。
俺「コバにどことなく似てるな(笑)」
控えの選手がウォーミングアップをしている時に、
小峯がキーパーグローブをしてゴールマウスの前に立っていた。
時折、ファインセーブをする彼にスタンドから「オオッ!」と歓声が上がる。
どちらかというと小柄な選手なので、動きに敏捷性を感じる。
今日の右サイドはサイドバックに加地、サイドハーフは石川。
加地を公式戦で見るのは、これが初めてになる。
練習試合やサテライトの試合では、必ずといっていいくらい、
オーバーラップから、相手が嫌がりそうなクロスを上げていた。
石川は去年の東京スタジアムで行われた、
ジャパンユースサッカーで「オッ」と思わされた選手。
センターラインはGK土肥、DFジャーン、伊藤、
セントラルMFにシモと宮沢、セカンドアタッカーにケリー。
フォワードには今季公式戦初先発となる福田。
先日の仙台戦で浅利が負傷してしまったため、途中から下平が入ったが、
そのままスタメンに起用された。
元々は本来のポジションに戻った格好になるので、
どういったプレーを見せるか。注目していた。
┌───────────────────────┐
│スタメン(システムは4−2−3−1) │
│FW−−−−−−−−(福田)−−−−−−−− │
│MF(戸田)−−−−(ケリー)−−−−(石川)│
│MF−−−−(宮沢)−−−−(下平)−−−− │
│DF(藤山)−(伊藤)−(ジャーン)−(加地)│
│GK−−−−−−−−(土肥)−−−−−−−− │
│ │
│サブ │
│DF 小峯(GKも(笑)) │
│MF 星 │
│MF 馬場 │
│MF マルセロ │
│FW 松田 │
└───────────────────────┘
キックオフ。
どちらも形は作っていたが、先制したのは東京だった。
福田のポストから宮沢の強烈なシュート!
ボールは複雑な動きをしてゴールした。
(ポストに当たったボールがGKに当たってゴール)
自分も一瞬、入ったのか判らなかった。
ちょっと間が開いてからブギウギが始まった。
彼女「いきなりきたねぇ」
俺「こりゃあ今日は清水をチンチンにできるかもよ」
その後、加入して間もない石川がみせる。
彼女「バカッ速いねぇ」
俺「技術もしっかりしてる感じ」
コンビネーションが合わなかったりする時もしばしばあったが、
こればっかりは合流して間もないから仕方がない。
彼の縦に出るスピードは、清水自慢の両翼がいないのも手伝って、
相手に脅威を与えていた。
そうはいってもさすがは強豪チーム。チャンスは作り出してくる。
前半の終了間際のピンチを土肥がまたまた防ぐ。
俺「あんなの止められる訳ない!!」
彼女「本当に神が宿っている」
ピンチの後にはチャンスが来る。
石川が右サイドからケリーに絶妙なパスを送り、
ケリーがキチンと決めて加点!
ゴールが決まる時というのは、キレイなものだが、
これもお見事なゴールだった。
俺「出場していきなり仕事(アシスト)した」
そのまま前半終了。メチャクチャにムードがいいまま後半に挑めそうだった。
ハーフタイム。タバコを吸いにコンコースに出たが、
飲み物の列と重なってしまい、ごった返していた。
俺「こうやって考えると東京スタジアムのコンコースって広いんだな」
と、タバコを吸いながら一人思っていた(笑)。
因みに自分はチェーンスモーカーである(笑)。
後半。
さすがに清水も攻めて来たが、落ち着いて対処する。
彼女「ジャーンとテツのコンビはバタバタしないね」
俺「彼らはもう何年も一緒にやってるかのように感じるよ」
ジャーンとバロンのハイボールを競る際の肉弾戦は一言で「ド迫力」。
若干上背で上回るバロンが勝つ時もあるが、読みはジャーンの方が上。
狙うバロンに、それを潰すジャーン。彼らの駆け引きも見ていて楽しい。
と、また土肥がビッグセーブを繰り出した。
俺「一体どうなっちまってるんだよ。凄すぎる」
相手からすると凄く嫌な選手だと思うが、味方のこちらはとても彼が頼もしい。
ボールは東京が支配している。
時間が経てば経つほどに清水の両翼がいないのがキツイ、というのが出て来た。
最初の交代カード。馬場が戸田に変わって出てきた。
戸田は交代の寸前に足をつったらしく、ピッチ内で倒れている。
彼女「大丈夫かな」
俺「つっただけだと思うよ」
戸田がトレーナーに抱えられながら、バックスタンド側から戻っていく。
その際に戸田に拍手と歓声が浴びせられる。
「大丈夫かぁ〜?!」「戸田、どうした?」
それに対して、彼は笑顔で応えていた。
俺「彼の突撃スタイルはいい」
その後、この日初出場ながらアシストを決めた石川が星と交代した。
彼女「いいかもね、彼(石川)」
俺「速いし、キープ力もあるね。
今日が最初の試合っていうのもあるんだろけど、
懸命さを凄く感じたよ」
そんな彼にも「イシカワ」コールが起きた。
と、馬場が彼らしいといっていい、絶妙なスルーパスを福田に通した。
それを落ち着いて流し込むようにシュートしてゴール!!3−0。
彼が公式戦で得点するのは去年の2ndステージの広島戦以来だった。
ベンチに向かってガッツポーズをしていた。
その点が決まってから、清水サポーターが意気消沈したように感じた。
俺「ゲーム中に意気消沈したのは、初めて見たような気がするよ」
彼女「清水絡みって意外と見ているけど、確かにはじめてかも」
相手は平松が目障りだった(笑)。
彼は東京が相手のときは非常に張り切っているように見える。
好きで倒れていたわけじゃない戸田にブーイングを浴びせられたので、
彼が倒れたときにちょっと一言。
俺「おまえキライだからさっさと出てけ!」
と言っておいた(笑)。
彼女「彼って見た目が…」
俺「ああ、確かに」
…の部分は彼を見れば判ると思うので、割愛する(笑)。
加地に危ないスライディングをかましたのもあったし、
ポジションを左サイドにした事もあって、こちらにいる機会が増えた。
その後、彼がボールを持つ度に強烈なブーイングが鳴り止まなかった。
それにサポーターが密集する目の前で
ファウルを犯して、副審に食ってかかっていたので、
平松に対してコールがゴール裏から起きた。
これには大爆笑したが、さすがに言うのは…つらかった(笑)。
ただそのコールが起きたとき、平松は笑っていた。
終了間際、いやロスタイムに沢登がPKを獲得した。
やはり彼は何かしらやってのける。
しかし、去年の1stステージ最終戦では、土肥にPKをセーブされている。
「土肥」コールに混じって「ノボリ」コールも(笑)。
また彼(沢登)ならやってくれるだろうという期待もあったと思う。
前回の時はキーパーから見て右側に
グラウンダーのコースをつくボールを蹴って、土肥にセーブされた。
沢登が蹴った。コースは前回と同じ右側だったが、
蹴ったボールはクロスバーを大きく越えていった。
俺「Heeeeeey!!」
あまりにもヘボかった(笑)。
「ノボリ」コール後、「やっぱりノボリ!」コール。
そのままタイムアップだったのもあるが、自分らは爆笑していた。
試合後、ある程度人が捌けてからスタンドから出た。
彼女「顔、真っ赤だよ」
俺「いてぇもの(笑)。腕と顔が」
思いっきり日焼けしてしまった(笑)。
競技場前の広場のベンチで、荷物を改めなおしていたら、
デカイ犬が突然「バウ!」と自分に飛び掛ってきた。
俺「ウワッ!デカイのは苦手なんだよ(笑)」
彼女「小さいのより大きいのの方が素直なんだよ」
俺「でも苦手は苦手」
その後、競技場から一番近い売店に行って、休憩も兼ねて飲み物を買いに行った。
さすがに暑いから飲み物の売れ行きもいいようで、
お兄さんが自動販売機に飲み物を補充していた。
俺「今足してるって事は…冷えてない?」
お兄さん「いや、大丈夫ですよ」
俺「ホント?」
お兄さん「はい。コーヒー関連は絶対です」
というので、丁度飲みたかったのでコーヒーを選んだ。チャンと冷えていた。
でもお兄さんの顔は若干「冷えててくれ」という表情だった(笑)。
俺「うん、バッチリ。ありがとう」
お兄さん「ありがとうございました」
俺「今日はサッカーが大衆娯楽、というのを感じる事ができた一日だった」
彼女「こんなに笑えるのって久しぶりかも。
でも、あの最後は…強烈だったよね。あさっての所に飛んでってたし」
俺「あさって?いや、ありゃあ2ヶ月くらい先の方向だよ(笑)」
彼女「これで12日(最終節)も楽しみになってきたね」
俺「やっぱ行かないといかんか、日本平に(笑)」
彼女「スタジアムもいいしね。にしてもノボリ…(笑)」
俺「やってくれるね。彼は(笑)。やりづらそうだよな、うちとは」
彼女「あと平松に対するあれは…(笑)」
俺「ああ、あれね。さすがにな(笑)」
…とにかく笑ってばかりの試合終了後でした。