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東京者日記
2002年8月分

日記のタイトルの色で何の日記かを分けています。
試合の日記=青地に黄文字 練習の日記=赤地に黄文字 その他=黄地に青文字
この日記を書いてる人(つまり自分)は「青」、彼女は「赤」、
その他、出てくる人は青と赤を足して(笑)「紫」。
サポーターコールは、フォントを大きくしています。

2002/08/10 神戸戦×の日記
京都戦から中2日。今日はアウェイで神戸が相手。
当初、行こうかどうしようか迷っていたが、休みを利用して行く事に。
行き方は至って簡単。ひたすら鈍行列車を乗り継いで行く(笑)。
この時期になると「青春18切符」というのがある。
期間内だったら5日間、鈍行乗り放題になる切符で11500円。
一人で5日間使っても、5人で1日使ってもOKという非常に便利な切符。
昨年の暮れ、Jユースカップの決勝を
神戸ウイングスタジアムに見に行った際も、この切符のお世話になった。

地元の電車の始発に乗ったのは5:08分。
そこから小田原まで乗って行って(住んでいる沿線は小田急線である)、
小田原からは東海道本線(途中から山陽本線)。
ひたすら乗り継いで、新長田駅に着いたのは15:08分だった。
「地元から電車で10時間、か…」
「同じような東京サポーターいたよね。途中でいかにもって人がいた」
「ああ、いた。でも途中から見かけなくなったぜ」
「神戸か三ノ宮辺りで降りて、一服ついてるんじゃないかな?
 別に慌てなくてもねぇ。空いてるだろうから」

「まぁな(笑)。1万人が関の山って感じだろうからな」
新長田駅を出て買い物をしてから、神戸市営地下鉄に乗ってユニバーへ。
その間で…神戸のサポーターらしき人間は、あまり見なかった。
「総合運動公園」駅から左側に向かって歩いて5分ほど。アクセスは良かった。

神戸ユニバーはこれが初めて。周辺の環境は緑が多くてとてもいい感じ。
駅から出て右側にはプロ野球・オリックスブルーウェーブの
ホームスタジアムである、神戸グリーンスタジアムがある。
同じ交通アクセスで野球とサッカーが見に行ける、非常にいい環境。
ただ盛り上がっているか、というと、そういった印象は受けない。
正直「もったいないなぁ」と思った。

開門は17:00。
スタンドに入った第一印象は「駒沢を大きくしたような感じ」だった。
すり鉢型のスタジアムで、メインとバックスタンドに向かって流線型。
(バックスタンドの後ろの部分は使用していない)
メインスタンドの中央の席を除いては、すべてベンチシート。
掲示板は電光型なのも、駒沢と同じ。
キャパシティが60000人と聞いたが、上の部分を使っていないので、
40000人入ればいい方であろうか。全体に少し古さが否めない印象。
(あとで判った事だが、上を入れないと40200人だそうで)
神戸ウイングスタジアムは去年の暮れに、Jユースカップを見たさに行ったが、
どちらの方がいいか、というのを比べるのは…愚問である(笑)。

ゴール裏はバックスタンド寄りに固まった。人数は思ったよりいた。
で…係りのお兄ちゃんがやってきて
「あの〜申し訳ございません。一脚は使用禁止になっておりますが…」
「ん?荷物チェックの時、何にも言われなかったよ。
 先に言われてれば、最初から使わないさ」

…神戸というと「いい加減」なイメージがある。
去年の神戸ウイングでもそうだった。入場ゲート前にチケットは勝手にもぐし、
ろくに荷物のチェックもしないし、係の人間に何かを聞いても
な〜んにも判ってないから、質問するだけでドタドタする。
そういえばここでも荷物チェックはかなりいい加減だったっけ。
因みにW杯でも一脚はアウトだったが、ちゃんと預かってくれた。
なにぶん傘が折り畳み傘以外は、ビニール傘でもアウトだったんだから。
ただ日本はあれもダメ、これもダメというのが多すぎる。
何故を問いただせば「規則ですから」だけ。つまんない国である。

試合は、神戸が退場者を出してアマラオのPKで先制して、前半は1−0。
いつものように先制はするが、後半から押されっぱなし。これも今年のパターン。
どっちが11人なんだか、判らない展開だった。
確かにボールは支配できているが、引いて守りを固める相手に揺さぶりをかけずに、
中からしか攻めていかない。それを取られて逆襲を浴びる。これもパターン。
残りも僅か…という時にセットプレーのこぼれ玉をお見合い。
それをシジクレイが逃さず押し込んで同点。チームもついでに動転(笑)。
今年相性の悪い延長戦に持ち込まれてしまった。
とにかく焦っているのがよく判る。サイドにスペースがあっても誰も走らない。
これでもか!という位に中に行く。相手がアタッカーを入れて勝負を賭けてきている。
最後は岡野の突破を引っ掛けてしまいPKを与える。
それをカズにあっさり決められて逆転負け。また「逆転」負け。
しかも90分近く10人だった相手に、である。もう一つ言えば「気迫負け」。
気持ちの部分で負けた。これは自分が非常に嫌うパターン。正直怒り心頭だった。
京都戦の敗戦をそのまんま引きずって来ちまったかのようだ。
よく頑張った?自分はそんな風には思わない。
「今年は何だか…あっさりしているなぁ…」
「終わった時、声出なかった」
「やられるパターンがいっつも一緒なのに、直ってないのが困ったもんだ」

帰り。選手達の乗るバスを見送ることにした。
ここの警備の人間にどこから出るのか聞いたが、
「それはお答えできません」と言われた。は?勘違いも甚だしいぜ、アンちゃん。
聞かれなくともちょっと歩いたら見つかったからいいけど(笑)。
神戸って土地はよっぽど相性が悪いようだ。同じ港町の横浜は相性いいんだけどなぁ。

ちょっと離れた所から見ていたら、戸田が目の前を通り過ぎた。
どうやら友達が来ていたようだったので、そこに向かう途中に
「戸田、次は頑張ってな」
と声をかけた。
「はい、ありがとうございます」
笑顔で返してくれたが、元気はあんまりなかった。それは当然か。
帰路に向かうバスの中も当然ながらお葬式のようだった。

その後、三ノ宮に向かってファミレスに寄って暇をつぶした。
(サウナのビルの中に「すかいら〜く」があるのを事前に調べていたので)
宿を取っていない「0泊2日」の旅である。
友人から「凄い体力とモチベーション」と言われた。
別に好きでやってるから、ツライって事はない。
負けた時の帰路は確かに気分は晴れないが、今後も日程が合えば、懲りずにやる。
結果云々は終わらないと判らないものだし、
別にハナから負けると思って行くヤツはいないだろう。

暇を潰している間…出てくる話題は当然明るく話題は少ない。
内容は…ここには書けない過激発言が結構あったので割愛する(笑)。

朝になってから三ノ宮駅に向かった。雨が降った後だったので蒸し暑かった。
電車のホームで始発を待っている時に、ヴィッセルのサポーターを見かけた。
どこかで朝まで祝杯でも上げていたのであろうか?
電車に乗ってからはひたすら寝ていた。終点に着くと起きて乗り換える。
それでまた寝る(笑)。電車を待っている時はタバコを吸う。
地元に着くまでこれの繰り返し。
年には勝てないもんだが、また恐らく似たような事をやるんだろうなぁ、と思う。



2002/08/07 ×京都戦の日記
書くことないから…
日記は割愛(笑)


2002/08/03 柏戦×の日記
最初にお知らせ
今回の「金町ダービー」は、東京サポーターが上野の「西郷さん前」に集合して、
まず常磐線をジャックして、柏サッカー場に向かうという企画がありました。
自分も参加して、その時の写真をデジカメで撮影したのですが、
日記に盛り込むより、別口でページを開いた方がいいかな?と思いましたので、

「2002/08/03 金町ダービーのお写真 by東京サポーターご一行様」
http://tokyomono.s35.xrea.com/ensoku.html

としてみました。上記の文字をクリックすると別画面でご覧になれます。


東京ダービー以上に何かと話題になる柏戦。
自分も今年の日程を見る時に、東京ダービーよりも先に、
「今年の柏戦はいつどこでやるんだ?」
最初に探したくらい(笑)。
土曜日の夜で場所が日立台なのを見て、非常に安心したのを覚えている。

柏戦の前の札幌戦のゴール裏にて、
「16:00に上野の西郷さんの前に集合」
という、アナウンス(?)があってから、どうしようか相当に(笑)悩んだ。
柏サッカー場のゴール裏は、それほど大きいとは言えないから、
早めに行って場所を占拠する方がいいかな?と思ったからだ。
しかし、折角のイベントと思い、前日に急遽、西郷さん前に行く事にした。

プロフィールにある通り、自分の住処は世田谷(の僻地)。
(自分の彼女はそのお隣の狛江)
電車的に新宿と渋谷が近いので、そっちに足を運んでしまうから、
どちらかというと池袋、上野方面には足を運ぶ事が少ない。
上野駅は乗換えでは降りた事があるが、
駅を出たのは、これでやっと2桁に達するかどうかのレベル。
(実は西郷さんの位置を地図で調べないと判らなかったという…(笑))
「随分とキレイになったねぇ」
「そうなのか?まぁ新しい感じはするけど、来ないからなぁ…」
「前はもっとゴチャゴチャしていたよ」
狭いようで広いのが東京である。

コンビニで買い物を済ませて、西郷さん前に着いたのは15:30。
その道中でも、恐らく同じ目的の東京サポーターを目撃した。
「何人か既にいたな、それらしい人間が」
「どのくらいの人が来るんだろうね」
「2・300人くらいいると面白いだろうな」
自分らが着いた時間には、それらしい人はいるにはいるが、
数えれるレベルだった。が、時間が経つにつれて四方八方からゾロゾロと…。
「おい、こりゃあかなりの人数になったぞ」
「自分が想像していた以上にいる…」
東京のユニフォームやTシャツ、マフラー等のグッズを
思い思いに身に着けている人、旗をかざしたり担いだりしている人…。
ザッと見ても、この「東京サポーター」達は200人以上、楽にいる。
その「ご一行」が、西郷さんの銅像の周りに募る。一種異様である。
「とりあえずここで一旦、解散と言うことで」
となったが、解散と言っても、みんな目的は一緒な訳だから、
全体がつるんでいるかのように上野駅に向かった。
ゾロゾロと上野駅に向かう「東京サポーターご一行様」は、
道行く人達を驚かせるのに十分な人数と雰囲気(笑)。
「この企画は非常に美味しい(笑)」

上野から柏へは常磐線に乗れば、1本で行ける。
と…
「列車番号の1番と2番にお乗り下さい」
と、指示が(笑)あったので、自分らは2番の車両に乗り込んだ。
一般客はあまりいなかったのだが、その2両の車両だけは混んでいた(笑)。
発車時間まで間があったので、喫煙コーナーでタバコを吸って
戻ろうとしたら、最近、この日記では常連と化している(笑)、S君に遭遇。
「あれっ、来てたんですか。掲示板には来ない、って書いてあったっすけど」
「色々考えて来なきゃ損だと思ってね(笑)。にしても想像以上にいるねぇ」
と、ここまで来る間にデジカメで何枚か撮った写真を見る。何故か笑える。
「これ、ホームページに掲載ですか(笑)」
「ネタとしては最高だから、使わせてもらうよ(笑)」

車内は東京サポーターであふれ返っている状態。
普通に乗っている人が少ないなか、1号車と2号車だけは、全く違う風景。
東京サポーターが常磐線を「ジャック」した格好だ(笑)。
「こりゃあすげぇや」
「傍から見ると異様だろうね」
「乗ろうとしている人が、慌てて前に移動してたぜ」
「車内は遠足気分?(笑)」
「ワールドカップ気分とも言えるな」

駅に着くたびにホームにいる人を見る。
思ったより人がいないかったのは残念だが(笑)、
その車両に乗ろうと待っていた人が、車内を見て慌てて別の車両に移動。
松戸駅でも…思ったより待っている人が少なかったが、
一人のアンちゃんが、車内を見て顔が引きつっていた。
その表情が何とも言えず、思わず笑ってしまった。
因みにそのアンちゃんは、何食わぬふりをして、2両目に乗車していたが(笑)、
「参ったなぁ、こりゃあ」というのが丸見えだった。

柏駅に到着。ぞろぞろと降りてくる東京サポーター達。
改札を出てから、どこからともなく
「東京!東京!東京!」
と東京コールが起こり、周りも合わせて声を出す。更に…
「ア・マ・ラオ!ア・マ・ラオ!ア・マ・ラオ!」
とアマラオコール。また更に…
「オー 俺の東京 誇りを持ち 立ち上がってみんなで歌おう〜」
と始まってしまった。という自分も大声で歌っていたりする(笑)。
レイソルロードをゾロゾロと柏サッカー場に向かって歩く東京サポーター達。
まさに「ご一行様」と言った感じが、メチャクチャ美味しい。
柏サッカー場前の入り口に着いてから、記念撮影(笑)をした後、
「東京」コールでビシッと締めて、いざスタンドへ。
以下は、柏駅で電車から降りてから、柏サッカー場に向かうまでの
何とも言い難い雰囲気(笑)の写真。

ゴール裏を見ると…
「やっぱえらく人がいるなぁ」
場所を取るのにちょっと苦労したが、行きたかった一番上に場所が取れた。
「向こう(柏側)より、こっちの方が多いんじゃない?」
「まだ裏でタバコでも吸ってるんだろうよ(笑)」
と…
「A席アウェイ側は完売となっております。席は詰め合わせてお願い致します」

まず土肥とヒロキが入ってきた。拍手喝采。
隣にいたお兄ちゃんが
「やっぱちけぇよ!ここ」
と、エキサイトしていた。そりゃ専用だもん(笑)。一番後ろで見ていてもここは近い。
土肥はピッチに入ってくる際、いつも「いい表情」をしているが、
今日は気合がみなぎっている感じだ。彼にとっては柏は古巣。
何としても勝ちたい!というのが伝わってきた。
この日のメンバーは以下の通り。4−2−3−1は変わらず。
加地の替わりに茂庭が右サイドバックのポジションに入っている。
「加地は何かあったのか?」
(この時点では判らなかったが、どうやら負傷だったらしい)
「モニって大丈夫なの?サイドは」
「ああ。奴さんはサイドもやるから大丈夫」

GK(1)土肥
DF(4)茂庭、ジャーン、伊藤、藤山
MF(2)下平、宮沢
MF(3)石川、ケリー、戸田
FW(1)アマラオ

GK・小林弘記、DF・小林稔、MF・喜名、MF・星、FW・福田


メンバー発表後…
「なんかやれ!なんかやれ!」
のコールが東京ゴール裏から起きる。
「脱〜げ!脱〜げ!脱〜げ!」
と、要求すれば、柏側から
「つかまっちゃう!つかまっちゃう!」
「日立台」「移転反対!」 のコール&横断幕も出た。
それには柏のサポーター
「ありがとう!ありがとう!」
だが、結局のところ今年の柏は
「ネタがない!ネタがない!」
だった。しかし…どことなしか、柏側が元気がないように感じた。
恒例となっているらしい、水撒きなどもやっていたのだが…。
「今の成績では…仕方がないのかなぁ…」
「別にこっちだっていいとは言えないよ」
「まぁ、な」
その後、柏は大きな旗をかざして「Over the rainbow」を。
東京側は「You'll never walk alone」を歌う。
その「Over the rainbow」を聞いて、
ハードロックバンド「Rainbow」を思い出す自分は、
ちょっと年寄りなんだろうか(笑)。
と、東京の応援ソングの一つである、
「東京 ウォウォウォウォ〜 東京 ウォッ オ〜」
というのは、その「Rainbow」のリーダーだった、
ギタリストのリッチー・ブラックモアが所属していた、
Deep Purpleの「Smoke on the water」のイントロ部分。

キックオフ。今日の主審は岡田さん。
ピッチは逆だった。去年も確かそうだったけ。
初っ端から柏が攻めてくるが、こちらは初っ端から土肥が仕事をする。
サイドの取り合いにはなっているが、柏の左サイドの平山が、
イージーミスを連発していたので、
「Heeeey!!!」
これは相手がつまらないミスをした時や、シュートをいかにもふかした時に、
「そのプレー、ヘボすぎるぜ」という気持ちをたっぷり込めて(笑)言う。
ただペースとしては柏のペースだった。エジウソンがちょくちょく絡んでくる。
「エジウソンはやっぱ早いな」
「完調じゃないんだろうけど…」

と、残り10分足らず…ケリーのアーリークロスをアマラオがヘッドでシュート。
ボールが相手GKの手をあざ笑うかのようにゴールに吸い込まれた。
クロスからシュートまで非常にキレイなゴールだった。東京ブギウギ後、
「アマGo〜!アマGO〜!アマアマアマアマアマアマアマGO〜!」
東京ダービー以来のアマラオのゴールに沸き返る。
残り7、8分くらいの所での先制。非常に「いい時間帯」(笑)の得点である。

「今日の柏ならいけるんじゃないかい」
「エジウソンは怖いけど、全体的に元気がないよね」
「ディフェンスがドタバタしてる感じだね。サイドは引けてるし。
ホン・ミョンボの抜けた穴は、想像以上にデカイんかなぁ…」

「でも今日は結構サイドからいけてるよね。フジ(藤山)がいい感じだし」
「ああ。石川、茂庭の右サイドってのも、なかなかいいもんだ」
後半が始まる前に、
「ナナ ナ〜ナ〜ナ ナ〜ナ〜ナ ナ〜ナ〜ナ〜 青赤軍団荒れ狂う!
 ナナ ナ〜ナ〜ナ ナ〜ナ〜ナ ナ〜ナ〜ナ〜 俺らも負けじと荒れ狂う!!」

と、先日の札幌戦では、途中で中断したが、今回はバッチリ(この日は×3回)。

後半。先制した勢いをそのままにこっちが攻めるが、柏も当然諦めてはいない。
エジウソンにまんまとしてやられて、北嶋に決められるて同点にされた。
磐田戦あたりの東京だったら、ここからズルズルと行きかねなかったが、
今日はそんな事もなかった。諦めずに踏ん張る。ディフェンスの集中も切れていない。
と、10分をちょっと過ぎた時。石川が右サイドから左足でクロスを入れる。
そのボールが「プルアウェイ」で動いたアマラオの頭にドンピシャ!
アマラオの今日2ゴール目で1−2。また突き放す。
「柏のディフェンス…ガクッと来たみたいだよ」

まだまだ攻める東京。疲れが見えた宮沢を替えて喜名を投入。
柏も永井を下げて、明神を投入してきた。
しかし、一度ガクッと来た柏は、元気を失っていた。
アマラオが2点目を決めた7、8分後に、またも追加点。
今度は真ん中にいた戸田のパスを、右に流れたアマラオが、
ワントラップしてクロス…じゃなくて、あまり角度のない所からシュートを打った。
そのボールが、GKをまたもあざ笑うかのようにゴール左に突き刺さった。
アマラオが昨年の2nd第12節×C大阪戦以来の、J1では3度目のハットトリック!
ゴール裏はもうまさに「お祭り騒ぎ」。
自分が一番興奮する時は
「Woooooooooooooo!!!!」
という、ありったけの声での雄叫びが多いらしい(彼女談)が、
その時はまさにそれだった。
「愛してる〜(愛してる) とて〜も〜(とて〜も〜)
 愛してる〜(愛してる) ホントに〜(ホントに〜?)
 愛してる〜(愛してる) いつまでも アマが東京にいる限り」

敵にすると、アマラオほど嫌な選手はいない。
しかし、味方にするとアマラオほど頼りになる選手もいない。

「かしわ〜 かしわ〜 東京から電車で1時間♪」
去年は試合が終わってから「上野から電車で1時間」と歌われたが、
今年は東京からだった。上野からだと1時間かからない(笑)。
その後
「Walk on,walk on with hope in your hearts
 And you'll never walk alone You'll never walk alone... 」


と、これは後半いつの時間帯だったか、忘れてしまったのだが、印象に残ったので。
サッカー専用という事もあるから、選手の声が結構聞こえてくる。
東京だと土肥のやかましいくらいの大声というのは有名な所だが、
それを上回るかのような凄い大きな声で「集中!集中!」と声がしたので、
ピッチを見ると、その声の張本人は茂庭だった。野太く、しかも通る。
自分らが見ていたのは、ゴール裏のちょっとメインスタンド寄り。
その時、左サイドでボールの奪い合いが展開されていた。
茂庭は右サイドバックとして出場していたわけだから、
自分らが見ているポジションから一番遠い所にいた訳で…。
確か3月にサテライトの試合に彼が出ていたときも、
反対側にいるにも関わらず「ガンバレ!ガンバレ!!」と、
これまた凄い野太く大きな声で、味方を鼓舞していたっけ。
プロフィールに「声が武器」とあったが、
それは本当だったのを改めて感じた。非常に頼もしい「声」である。

試合は1−3で終了。
終わった後の土肥と下平の嬉しそうな表情がとてもよかった。
これでチームも2連勝。今シーズンの成績を5勝2分け5敗。
しかも得失点差も得点20、失点20でプラスマイナス0に。
これが本当の「五分の星」というヤツ(笑)。
その後、また
「移転反対!」
コール。こんないいスタジアムを何で移転しなきゃいけなんだろう…。
「葉っぱは嫌だ!葉っぱは嫌だ!」
葉っぱとは柏の「葉」の事(笑)。
「今日はいい試合をしたなぁ。最後まで集中していたし、諦めなかった」
「けっこうスッキリした勝ち方だったんじゃない?」
「いかにも。今日は4−2−3−1の「3」と「1」で得点している。
 「3」の人間がアシストして、「1」の人間が得点するという、ね。
 サイドアタックが徹底してきたのもいい傾向。
 あとポジションチェンジが良かった。
 アマラオがサイドに流れたら、必ず中に誰かが入っていたりとか」

「茂庭もよくやっていたね。ディフェンスのバランスが良かったように見えたよ」
「まぁ、勝つ時はそんなもんさ。でも次ってシモ、出れるのかなぁ」
(これは地元に戻ってから判ったのだが、警告累積で出場停止)

人が捌けるのを待ってから、メインスタンドのトイレに向かった。
その後、メインスタンドからピッチを見渡した。
「いやぁ、凄い見やすいよ、これは…。飛田給がかすんじまう(笑)」
「もったいないよね。」
近くにいた係員の方が、自分らのやり取りを聞いて、複雑な表情をしていたが、
本心だし、本音を言っているまでの事だ。
事情は雑誌とかでちょっとしか見ていないから、詳しい事は知らないが、
これを移転してしまうなんて…もったいない話だと思う。

帰り道。
「今日のアマラオのハットトリックってさ、
 来る時に柏駅を降りた時のアマラオコールが効いたのかな?」

「さぁな(笑)。それにしても3点ともキレイなゴールだった」
「いまいち柏のサポーターが元気がなかったように感じたなぁ」
「う〜ん…チームも、えっと…(マッチデイを見て)ゲッ、5連敗か…
 最近あんまり良くないとは思っていたけど…ここまで悪かったのか。
 サポーターに元気がないのも判るな…」

「東京はこれで2連勝だからいいけどね。次は京都か」
「向こうはマリノスとやって中2日だろ?マリノス相手に勝ってくれば、
 勢いに乗ってこれるだろうけど、そうもいかんだろうよ。
 ただうちも調子が上がってきている。上位の結果次第の所もあるが、
 京都とは勝ち点差が3。最終戦がうちよりちょっと上の名古屋。
 勝ち星を積み重ねれば、トップ6が見えてくるぜ」

「にしても、今日の遠足は楽しかった。試合も勝ったし」
「まぁ、いい時はこんなもんさ」
その後、柏駅前のロータリーの下の屋台のラーメン屋で
「昔なつかしい「東京」ラーメン」を食べて帰った。