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2003/08/02 ジュビロ磐田×戦の日記
ジュビロ磐田スタジアム(現ヤマハスタジアム)へは3度目。過去2回はいずれも東京絡み。
昨年はクラブのバスツアーで、一昨年はドン行で、それぞれ日帰りした。
昨年のバスツアーは、確か280人以上の参加で、当時の最高だったように記憶している。
(因みに現在の最高は、昨年の鹿島戦×の450人以上、バス11台というのだそうな)
今回はどのくらいだったのだろうか…と言っている時点で、バスツアーではなく、
ドン行で遠征する事にした。理由は簡単。安いからである(笑)。

夏休みのシーズンは「青春18キップ」という、至極便利な乗り放題の乗車券がある。
在来線しか乗れないので、時間はかかるが、これを使えば安くあげる事ができる。
ただキックオフが19:00。試合が終わるのは21:00くらい。ドン行ではさすがに帰れない。
そこで便利なのは「ムーンライトながら」という、在来線の夜行列車。これを利用する。
(去年までだと、このシーズンは、臨時の普通夜行列車が運転されていたのだが、
それがあれば更に安上がりだっだが、今年からその臨時列車も、全席指定になってしまった)
今月下旬の名古屋遠征も、同じようなパターンで行く。
5日分の青春18キップが1日余るが、これはチケット屋さんで買い取ってもらえる。
私鉄の代金や、駅からスタジアムまでのバス代金等を含めて、その他諸々計算をしてみたら、
2度の遠征の合計しても12000円でお釣が来るという、安上がりな方法。
(残りの18キップを買い取ってもらうと、10000円を切る)
乗車時間が長いから、良く寝れるのもメリット(笑)。
(このHPをご覧になってる、職員のO様。これがツアーでない理由の詳細です(笑))

磐田駅に到着。さほど栄えている所ではないが、駅舎が改修改築されていてキレイだ。
出迎えてくれたのは、梅雨明けの夏本番の強烈な日差し。かなり暑い。
バスに乗ってスタジアムに向かったが、そのバスは男女比が2:8くらいで、圧倒的に女。
サッカーに行くというよりも、コンサート会場に向かうような感じの車内だった。

磐田駅を降りたところ バス停から磐田駅を見たところ

アウェイ専用ゲートの列に向かうと、意外と来ていた。
が、そこは南西の方角になるので、強烈な日差しが燦燦と照っており、
さらにコンクリートの地面から、照り返しが来て、更に暑い!!
どこかで避暑しながら弁当を食べようと思ったが、何せ土地勘がない。警備のお姉さんに聞いたら、
ちょっと歩くけど公園っぽいのがある、と教えてくれたので、そこに向かった。
(愛想の良い、とても親切な警備員だった。感謝感謝)
確かに公園というより遊歩道があったので、そこで休憩。
けやきの木(といってもまだ短い)が立ち並んでいるところだったが、
幹や枝に沢山の蝉が止まっていて、木によるとバッと飛び去って行った。
ホントは電車内で食べようと思っていた弁当を食べた。ここで凌げたのは助かった。

列に戻るとかなり伸びていたので、そこで待つ事に。
磐田の列を並ぶ際のルールは、意外と厳しい。
敷物を敷いての場所取りはOKだが、整備する時間に人がいないと、撤去されてしまう。
実際はそんなにうるさい感じはしなかったが、過去に問題でも起きたのだろうか。
こういう類は、揉め事が尽きないが、普通にしていれば、何も問題は起きない。
各々が来た時間に、順番通りに並べば済む事だ。
何故かと言うと、並ぶ類はサッカーではないが、
過去、実際に自分も、それで嫌な思いをさせられた事がある。
簡単に言えば、沢山の尾ヒレが付くようになったら面倒だ、と言う事。
自分が何をしにスタジアムに来ているのかを、ちゃんと頭に入れておくべき。
(おせっかいだろうが、それで痛い目に遭ったのを、過去に何人も見ているから)

ジュビロ磐田スタジアムは、7月から名称が「ヤマハスタジアム」になった。
これはヤマハ発動機のラグビー部が、今年から始まるラグビーの全国リーグに昇格したため。
(そのクラブ名は「ヤマハ発動機ジュビロ」)
元々、ヤマハの持ち物なので、別に味の素スタジアムのようなネーミングライツではない。

スタジアムは球技専用。メインスタンドは小さいが、バックスタンドが大きい。
ホームゴール裏の上層スタンドも含めて、全体に勾配がかなりある。
両ゴール裏と、バックスタンドの一部が立ち見席だが、とても雰囲気の良いスタジアムの一つだ。
磐田サポーターの中に、やたらと脚立を持っている人間がいたが、
ゴール裏に行く人間だと思う。ゴール裏の勾配はそれほどないから、それの対応策かと思われる。
昨年からだったと思うが、バックスタンドと南スタンドの間に
「ネスレビジョン(液晶映像装置)」というのを設置しているが、
スタジアムの感じと全く合っていない、装置のデザインには閉口する…。
閉口すると言えば、そのビジョンを使った「キックオフまであと○○分」とか出てくるヤツ。
演出的には、こちらにはつまらない。時計を見れば分かるんだけど(笑)。

ヤマハスタジアム・ホームG裏 メインスタンド バックスタンド

磐田スタジアムで、必ず見る光景と言えば「応援の練習」である。
ゴール裏の人間が、ホーム寄りのバックスタンドに行って、音頭を取って練習。
端から見ている、こちらからすれば「またやってるよ」と面白がって見ているが。
「ハイ、もっと手を上げて〜」という、声が聞こえた時は笑えた。
自分の彼女が、その辺りを双眼鏡で見ていて「張り切って練習してるよ」と言っていたが、
あの位置に来る人達って、毎回練習を「させられてる」ワケで。
じゃあいつも、同じような所で見ている人は…(笑)。

この日のメンバー。
スターティングメンバーは変更なし。前節、出場停止だったユウタがサブに入った。
スターティングメンバー サブメンバー
GK ヨウイチ
DF 徳永、ジャーン、モニ、ジョウ
MF フミタケ、ミヤ
MF ナオ、戸田
FW ヨシロウ、アマラオ
GK ケンイチ
DF フジ
MF 浅利、チャン、ユウタ

「な〜つだ 夏だ 尖がろう 尖がろう」
覚えが間違ってなければ、昨年の日立台での金町ダービー以来のチャント。
(歌詞からして夏にしか出てこない)
確かにそのくらい暑い!関東地方もこの日梅雨が明けて、夏本番である。
磐田は他会場の結果次第では、ステージ優勝の可能性がある。
それとオランダのクラブ、ユトレヒトへの移籍が決まりそうな藤田の、移籍前最後の試合。
といっても、それは相手方の都合。こちとらにしても負けたくないのである。
他の結果次第とはいえ、勝てば3位以上の可能性があるのだから。

キックオフ。
全体に東京は引き気味に試合を進める、アウェイらしい戦い方。
一方の磐田は得意のボール回しで、こちらを崩しにかかる。
攻める磐田、守る東京。そんな図式で試合は進んで行く。
磐田はボールを速く動かすが、ボールを持っていない選手の動き出しも速い。
五輪代表では殆どお役に立てていない、前田もチームの中で機能している。
「ま・え・だ〜」というコールが、頻繁に起きていた時に、G裏の人間が一言。
「オイ前田、お前呼ばれてるぞ」。これには受けた。にしても、前を向かないプレイヤーだなぁ。
くさびでボールを受けるのは良いとは思うけど、ホントに前を向かない。

この日のバックは、磐田の攻撃に耐える。ヨウイチのファインセーブや、
オウンゴールになりそうだったのを、トクが蹴り出す。
必死の守備陣に対して、攻撃陣も何とかチャンスを作り出そうとするが、
全体の動き出しが遅く、ボールを必ず足元でもらうため、囲まれて相手に潰されていた。
少ないチャンスをモノにしないと厳しい、という展開になってきた。

前半終わり頃のセットプレーの際に、ジャーンが負傷してしまった。
トレーナーが「○」のサインを送っていたが、どう見たって「×」の状態に、こちらからは見えた。
足を引きずりながらプレーをするジャーン。一体、どこが「○」なのだ?
昨年のアウェイ浦和戦の時のフミタケを思い出してしまった。
前半が終了してロッカールームに戻る際、アマラオがジャーンに話しかけ、
そのアマラオとモニが、ジャーンを支えながら引き上げていった。
後半からジャーンのポジションには藤山が入った。
この形でもやった事があるので、さほど心配しなかったが、負傷で交代枠を使ったのは不運だ。

後半開始早々、ヨシロウがらしい切り返しでターンしてシュート。
早々にかましたか?!と思ったが、無情にも枠の外。上がりかけた手が、「Woo!」の声と共に頭の上へ…。
その後は磐田のペースに。こちらも手を打ち、ヨシロウに変えてユウタを投入した。

ピンチにさらされながらも、耐える守備陣。名波の絶妙なシュートもヨウイチが寸でで掻き出す。
ユウタのキープ力とパスに期待がかかったが、なかなか崩せない攻撃陣。
磐田も攻め疲れが出てきて、試合は膠着状態になってきたが…。
3枚目のカードである、浅利を切ろうとしていた時に、隙を突かれた様な格好で失点した。
決めたのは、この試合後、オランダへの移籍が決まりそうな藤田。
あれだけ耐えていた守備陣も、さすがにこれは防ぎようがなかった…。これがそのまま決勝点になった。

藤田が移籍前の試合を、自らの得点で勝利を呼び込むという、磐田側にはたまらない展開で、
1−0で勝利。こちらはこういう試合にはどうも弱い。
試合が終わってから「Ohト・シ・ヤ!Oo Let’s GO トシヤ!」
磐田ゴール裏から藤田のコールが起きたが、その後、東京のゴール裏からも。
藤田はこちら側にも来て、挨拶してくれた。
因みに磐田ゴール裏から「東京」コールもあった。
その後、藤田のコールは長々と続いていたが(藤田がスタジアムを出てからも…)、
磐田一筋に10年頑張ってきた選手だから、思い入れも特別なんだろうな、と思う。

選手やスタッフが出て行く際、スタジアムの構造上、アウェイゴール裏の横を通る。
(アウェイゴール裏とメインスタンドの境の通路)
電車に乗るまでの時間はたっぷりとあったので、ちょっと見ていた。
何人かはバスに行ってしまった後だったが、通る選手によって表情はそれぞれ。
(勝った試合では、みんな表情が良いのは当然だけど)
そんな中でフミタケには関心した。
誰からともなく「フミタケ」と声をかけられると、笑顔で応えていた。
自分がいた所に負けて、凄く悔しいだろうけど、なかなかできる事じゃない。
彼の必要性をそんな所に感じる。ホントに自分より年下?(笑)
その後に出てきたアマラオもしかり。スタンド側に来て握手もしていた。
アマラオがバスに乗るのが最後だったようだが、乗り込んだ後にアマラオコールまでおきた。
(しかも太鼓付き(笑))
自分とそんなに年が変わらないんだけど(笑)、本当に素晴らしい、器の大きい人である。

駅までバスに乗ろうか、どうしようか考えたが、歩く事に。
途中、街灯がない通りがあったのには驚いた。辺りもほぼ真っ暗闇だった。
一昨年、道を間違えて1時間半ほど歩かされたが(笑)、今年は大丈夫。
今年は迷う事なく、帰ってこれた。

夜の磐田駅

磐田駅より電車で浜松駅へ。磐田には「ながら」が停車しない。
それと浜松の方が栄えているので、時間潰しも楽だし、電車が来るのは1時過ぎ。
時間潰しに都合がよいファミレスが、浜松駅近隣に何件かあるのは、事前に調べておいた。
調べておいたのは良いが、自分は地図を読むのが苦手。
自分の彼女は地図は強いので、見せておけば良かったんだけど…。
特に初めて行く所は、良く間違える。それを浜松でもやらかし、北と南を間違えた(笑)。
やっとこさ着いた目的地の一つは、凄く混んでいたので、仕方がなくさらに移動して、
すかいらーくに行った。ここはさほど混んでいなかった。
最初っからここにしときゃあよかった…。

浜松駅からムーンライトながらに、乗車する人は意外といた。
自分らと同じ考えを持っている人は、結構いるようだ。
ながらの乗車時間は3時間半ほど。十分仮眠できるが、自分は寝なかった。
時折タバコを吸いながら(喫煙車に乗車したので)、ズッと起きていた。
相手が強豪とは言え、負けた事が悔しかった。
足んない頭で色々と考えていたら、寝れなくなってしまった。
磐田スタジアムでは4敗。得点1失点10。完全に鬼門となっている。
(アウェイだけではなく、対磐田が鬼門になっている)
来年こそ、ホーム側がシーンとなる所を…。

1stステージは、前節まで5位だった鹿島、6位だった名古屋が、それぞれ星を落とし、
最終的に今まででは最高の4位で終わる事になった。3000万円である(笑)。
7勝4分け4敗、勝ち点25、得点14、失点11。
失点が少ない(リーグ最小)のは優秀だが、得点も少ない(これもリーグ最小)。
イタリアのカテナチオ(閂)見たいだといえば、それはそれで悪い事じゃないが…。
全体にシュートは打っていたが、攻撃の形が少なく感じた。
セットプレーのおかずは増えてきたかな、と思うが、それでも少ない。
2ndステージでは、月並みな言い方だが、今の守備をベースに、もっと攻撃力のアップを。
失点しなければ負ける事はないが、得点しなければ勝てる事もないのだから。

と、これが今回使用した青春18キップと、ムーンライトながらの指定席券。
青春18キップ ムーンライトながらの指定席券

文章内以外で、この日出てきたチャント。
「Vamos TOKYO(ボカバージョン)」「ルパン東京」「俺の東京」
「俺らがついてるぜ」「愛してる東京」「La EDGAWA」「You'll never walk alone」