ジュビロ磐田スタジアム(現ヤマハスタジアム)へは3度目。過去2回はいずれも東京絡み。
昨年はクラブのバスツアーで、一昨年はドン行で、それぞれ日帰りした。
昨年のバスツアーは、確か280人以上の参加で、当時の最高だったように記憶している。
(因みに現在の最高は、昨年の鹿島戦×の450人以上、バス11台というのだそうな)
今回はどのくらいだったのだろうか…と言っている時点で、バスツアーではなく、
ドン行で遠征する事にした。理由は簡単。安いからである(笑)。
夏休みのシーズンは「青春18キップ」という、至極便利な乗り放題の乗車券がある。
在来線しか乗れないので、時間はかかるが、これを使えば安くあげる事ができる。
ただキックオフが19:00。試合が終わるのは21:00くらい。ドン行ではさすがに帰れない。
そこで便利なのは「ムーンライトながら」という、在来線の夜行列車。これを利用する。
(去年までだと、このシーズンは、臨時の普通夜行列車が運転されていたのだが、
それがあれば更に安上がりだっだが、今年からその臨時列車も、全席指定になってしまった)
今月下旬の名古屋遠征も、同じようなパターンで行く。
5日分の青春18キップが1日余るが、これはチケット屋さんで買い取ってもらえる。
私鉄の代金や、駅からスタジアムまでのバス代金等を含めて、その他諸々計算をしてみたら、
2度の遠征の合計しても12000円でお釣が来るという、安上がりな方法。
(残りの18キップを買い取ってもらうと、10000円を切る)
乗車時間が長いから、良く寝れるのもメリット(笑)。
(このHPをご覧になってる、職員のO様。これがツアーでない理由の詳細です(笑))
磐田駅に到着。さほど栄えている所ではないが、駅舎が改修改築されていてキレイだ。
出迎えてくれたのは、梅雨明けの夏本番の強烈な日差し。かなり暑い。
バスに乗ってスタジアムに向かったが、そのバスは男女比が2:8くらいで、圧倒的に女。
サッカーに行くというよりも、コンサート会場に向かうような感じの車内だった。
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| 磐田駅を降りたところ |
バス停から磐田駅を見たところ |
アウェイ専用ゲートの列に向かうと、意外と来ていた。
が、そこは南西の方角になるので、強烈な日差しが燦燦と照っており、
さらにコンクリートの地面から、照り返しが来て、更に暑い!!
どこかで避暑しながら弁当を食べようと思ったが、何せ土地勘がない。警備のお姉さんに聞いたら、
ちょっと歩くけど公園っぽいのがある、と教えてくれたので、そこに向かった。
(愛想の良い、とても親切な警備員だった。感謝感謝)
確かに公園というより遊歩道があったので、そこで休憩。
けやきの木(といってもまだ短い)が立ち並んでいるところだったが、
幹や枝に沢山の蝉が止まっていて、木によるとバッと飛び去って行った。
ホントは電車内で食べようと思っていた弁当を食べた。ここで凌げたのは助かった。
列に戻るとかなり伸びていたので、そこで待つ事に。
磐田の列を並ぶ際のルールは、意外と厳しい。
敷物を敷いての場所取りはOKだが、整備する時間に人がいないと、撤去されてしまう。
実際はそんなにうるさい感じはしなかったが、過去に問題でも起きたのだろうか。
こういう類は、揉め事が尽きないが、普通にしていれば、何も問題は起きない。
各々が来た時間に、順番通りに並べば済む事だ。
何故かと言うと、並ぶ類はサッカーではないが、
過去、実際に自分も、それで嫌な思いをさせられた事がある。
簡単に言えば、沢山の尾ヒレが付くようになったら面倒だ、と言う事。
自分が何をしにスタジアムに来ているのかを、ちゃんと頭に入れておくべき。
(おせっかいだろうが、それで痛い目に遭ったのを、過去に何人も見ているから)
ジュビロ磐田スタジアムは、7月から名称が「ヤマハスタジアム」になった。
これはヤマハ発動機のラグビー部が、今年から始まるラグビーの全国リーグに昇格したため。
(そのクラブ名は「ヤマハ発動機ジュビロ」)
元々、ヤマハの持ち物なので、別に味の素スタジアムのようなネーミングライツではない。
スタジアムは球技専用。メインスタンドは小さいが、バックスタンドが大きい。
ホームゴール裏の上層スタンドも含めて、全体に勾配がかなりある。
両ゴール裏と、バックスタンドの一部が立ち見席だが、とても雰囲気の良いスタジアムの一つだ。
磐田サポーターの中に、やたらと脚立を持っている人間がいたが、
ゴール裏に行く人間だと思う。ゴール裏の勾配はそれほどないから、それの対応策かと思われる。
昨年からだったと思うが、バックスタンドと南スタンドの間に
「ネスレビジョン(液晶映像装置)」というのを設置しているが、
スタジアムの感じと全く合っていない、装置のデザインには閉口する…。
閉口すると言えば、そのビジョンを使った「キックオフまであと○○分」とか出てくるヤツ。
演出的には、こちらにはつまらない。時計を見れば分かるんだけど(笑)。
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| ヤマハスタジアム・ホームG裏 |
メインスタンド |
バックスタンド |
磐田スタジアムで、必ず見る光景と言えば「応援の練習」である。
ゴール裏の人間が、ホーム寄りのバックスタンドに行って、音頭を取って練習。
端から見ている、こちらからすれば「またやってるよ」と面白がって見ているが。
「ハイ、もっと手を上げて〜」という、声が聞こえた時は笑えた。
自分の彼女が、その辺りを双眼鏡で見ていて「張り切って練習してるよ」と言っていたが、
あの位置に来る人達って、毎回練習を「させられてる」ワケで。
じゃあいつも、同じような所で見ている人は…(笑)。
この日のメンバー。
スターティングメンバーは変更なし。前節、出場停止だったユウタがサブに入った。
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スターティングメンバー
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サブメンバー
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GK ヨウイチ
DF 徳永、ジャーン、モニ、ジョウ
MF フミタケ、ミヤ
MF ナオ、戸田
FW ヨシロウ、アマラオ
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GK ケンイチ
DF フジ
MF 浅利、チャン、ユウタ
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「な〜つだ 夏だ 尖がろう 尖がろう」
覚えが間違ってなければ、昨年の日立台での金町ダービー以来のチャント。
(歌詞からして夏にしか出てこない)
確かにそのくらい暑い!関東地方もこの日梅雨が明けて、夏本番である。
磐田は他会場の結果次第では、ステージ優勝の可能性がある。
それとオランダのクラブ、ユトレヒトへの移籍が決まりそうな藤田の、移籍前最後の試合。
といっても、それは相手方の都合。こちとらにしても負けたくないのである。
他の結果次第とはいえ、勝てば3位以上の可能性があるのだから。
キックオフ。
全体に東京は引き気味に試合を進める、アウェイらしい戦い方。
一方の磐田は得意のボール回しで、こちらを崩しにかかる。
攻める磐田、守る東京。そんな図式で試合は進んで行く。
磐田はボールを速く動かすが、ボールを持っていない選手の動き出しも速い。
五輪代表では殆どお役に立てていない、前田もチームの中で機能している。
「ま・え・だ〜」というコールが、頻繁に起きていた時に、G裏の人間が一言。
「オイ前田、お前呼ばれてるぞ」。これには受けた。にしても、前を向かないプレイヤーだなぁ。
くさびでボールを受けるのは良いとは思うけど、ホントに前を向かない。
この日のバックは、磐田の攻撃に耐える。ヨウイチのファインセーブや、
オウンゴールになりそうだったのを、トクが蹴り出す。
必死の守備陣に対して、攻撃陣も何とかチャンスを作り出そうとするが、
全体の動き出しが遅く、ボールを必ず足元でもらうため、囲まれて相手に潰されていた。
少ないチャンスをモノにしないと厳しい、という展開になってきた。
前半終わり頃のセットプレーの際に、ジャーンが負傷してしまった。
トレーナーが「○」のサインを送っていたが、どう見たって「×」の状態に、こちらからは見えた。
足を引きずりながらプレーをするジャーン。一体、どこが「○」なのだ?
昨年のアウェイ浦和戦の時のフミタケを思い出してしまった。
前半が終了してロッカールームに戻る際、アマラオがジャーンに話しかけ、
そのアマラオとモニが、ジャーンを支えながら引き上げていった。
後半からジャーンのポジションには藤山が入った。
この形でもやった事があるので、さほど心配しなかったが、負傷で交代枠を使ったのは不運だ。
後半開始早々、ヨシロウがらしい切り返しでターンしてシュート。
早々にかましたか?!と思ったが、無情にも枠の外。上がりかけた手が、「Woo!」の声と共に頭の上へ…。
その後は磐田のペースに。こちらも手を打ち、ヨシロウに変えてユウタを投入した。
ピンチにさらされながらも、耐える守備陣。名波の絶妙なシュートもヨウイチが寸でで掻き出す。
ユウタのキープ力とパスに期待がかかったが、なかなか崩せない攻撃陣。
磐田も攻め疲れが出てきて、試合は膠着状態になってきたが…。
3枚目のカードである、浅利を切ろうとしていた時に、隙を突かれた様な格好で失点した。
決めたのは、この試合後、オランダへの移籍が決まりそうな藤田。
あれだけ耐えていた守備陣も、さすがにこれは防ぎようがなかった…。これがそのまま決勝点になった。
藤田が移籍前の試合を、自らの得点で勝利を呼び込むという、磐田側にはたまらない展開で、
1−0で勝利。こちらはこういう試合にはどうも弱い。
試合が終わってから「Ohト・シ・ヤ!Oo Let’s GO トシヤ!」
磐田ゴール裏から藤田のコールが起きたが、その後、東京のゴール裏からも。
藤田はこちら側にも来て、挨拶してくれた。
因みに磐田ゴール裏から「東京」コールもあった。
その後、藤田のコールは長々と続いていたが(藤田がスタジアムを出てからも…)、
磐田一筋に10年頑張ってきた選手だから、思い入れも特別なんだろうな、と思う。
選手やスタッフが出て行く際、スタジアムの構造上、アウェイゴール裏の横を通る。
(アウェイゴール裏とメインスタンドの境の通路)
電車に乗るまでの時間はたっぷりとあったので、ちょっと見ていた。
何人かはバスに行ってしまった後だったが、通る選手によって表情はそれぞれ。
(勝った試合では、みんな表情が良いのは当然だけど)
そんな中でフミタケには関心した。
誰からともなく「フミタケ」と声をかけられると、笑顔で応えていた。
自分がいた所に負けて、凄く悔しいだろうけど、なかなかできる事じゃない。
彼の必要性をそんな所に感じる。ホントに自分より年下?(笑)
その後に出てきたアマラオもしかり。スタンド側に来て握手もしていた。
アマラオがバスに乗るのが最後だったようだが、乗り込んだ後にアマラオコールまでおきた。
(しかも太鼓付き(笑))
自分とそんなに年が変わらないんだけど(笑)、本当に素晴らしい、器の大きい人である。
駅までバスに乗ろうか、どうしようか考えたが、歩く事に。
途中、街灯がない通りがあったのには驚いた。辺りもほぼ真っ暗闇だった。
一昨年、道を間違えて1時間半ほど歩かされたが(笑)、今年は大丈夫。
今年は迷う事なく、帰ってこれた。
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| 夜の磐田駅 |
磐田駅より電車で浜松駅へ。磐田には「ながら」が停車しない。
それと浜松の方が栄えているので、時間潰しも楽だし、電車が来るのは1時過ぎ。
時間潰しに都合がよいファミレスが、浜松駅近隣に何件かあるのは、事前に調べておいた。
調べておいたのは良いが、自分は地図を読むのが苦手。
自分の彼女は地図は強いので、見せておけば良かったんだけど…。
特に初めて行く所は、良く間違える。それを浜松でもやらかし、北と南を間違えた(笑)。
やっとこさ着いた目的地の一つは、凄く混んでいたので、仕方がなくさらに移動して、
すかいらーくに行った。ここはさほど混んでいなかった。
最初っからここにしときゃあよかった…。
浜松駅からムーンライトながらに、乗車する人は意外といた。
自分らと同じ考えを持っている人は、結構いるようだ。
ながらの乗車時間は3時間半ほど。十分仮眠できるが、自分は寝なかった。
時折タバコを吸いながら(喫煙車に乗車したので)、ズッと起きていた。
相手が強豪とは言え、負けた事が悔しかった。
足んない頭で色々と考えていたら、寝れなくなってしまった。
磐田スタジアムでは4敗。得点1失点10。完全に鬼門となっている。
(アウェイだけではなく、対磐田が鬼門になっている)
来年こそ、ホーム側がシーンとなる所を…。
1stステージは、前節まで5位だった鹿島、6位だった名古屋が、それぞれ星を落とし、
最終的に今まででは最高の4位で終わる事になった。3000万円である(笑)。
7勝4分け4敗、勝ち点25、得点14、失点11。
失点が少ない(リーグ最小)のは優秀だが、得点も少ない(これもリーグ最小)。
イタリアのカテナチオ(閂)見たいだといえば、それはそれで悪い事じゃないが…。
全体にシュートは打っていたが、攻撃の形が少なく感じた。
セットプレーのおかずは増えてきたかな、と思うが、それでも少ない。
2ndステージでは、月並みな言い方だが、今の守備をベースに、もっと攻撃力のアップを。
失点しなければ負ける事はないが、得点しなければ勝てる事もないのだから。
と、これが今回使用した青春18キップと、ムーンライトながらの指定席券。
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| 青春18キップ |
ムーンライトながらの指定席券 |
文章内以外で、この日出てきたチャント。
「Vamos TOKYO(ボカバージョン)」「ルパン東京」「俺の東京」
「俺らがついてるぜ」「愛してる東京」「La EDGAWA」「You'll never walk alone」
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