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2004.08.08 (Sunday)
東京×ローマ<0−0>
(プレシーズンマッチ・味の素スタジアム・Home・34353人)

デポルティボ・ラ・コルーニャとの対戦に続く、海外クラブとのプレシーズンマッチ。
デポルティボ戦は、アウェイだったが、今回はホームの味スタでの対戦。

ポケットガーデン前にある
ローマ市から寄与された「La Rupa(雌狼)」の像

スペイン遠征では、練習試合を含めて3試合をこなして、2勝1敗。得点8失点5。
最大の山場であった、デポルティボのトップチームとの対戦は、
先制されるも逆転して、1−2で勝利するという内容。
この試合は「ファンアクーニャ杯」というカップ戦。だから、タイトル獲得、という事になる。
2003年のSDT杯(対戦相手は清水)以来。現地に行った方達が、非常に羨ましい限り。
もし、金と暇があったとしても、こちとら飛行機に乗れないが故…。(^-^;;
船で行っても、金と時間がかかるし…(笑。船は大丈夫である)。

この日のメンバー。
フル代表で加地と土肥、五輪代表でナオ、モニ、今野、トクがいない…と、思ったら、
土肥がアジアカップの行われていた、中国から帰国後、即試合出場となった。
試合に出場していなかったとは言え、ハードなスケジュールになったが、
タイシがスペインで負傷してしまったので、実際に使えるGKは塩田のみなのと、
来週から2ndステージが始まるから、試合勘を戻すというのもあったのだろう。

Starting LineupSystem=4-2-3-1
GK 土肥洋一
DF 前田和也、ジャーン、藤山竜仁、金沢浄
MF 梶山陽平、三浦文丈
MF 戸田光洋、ケリー、馬場憂太
FW ルーカス
FW      ルーカス
MF  馬場  ケリー   戸田
MF     梶山  三浦
DF 金沢  藤山 ジャーン 前田
GK       土肥
Substitutes
GK塩田仁史、DF松本昂聡、MF三浦文丈、MFケリー、FW戸田光洋

一方のローマ。まず来日メンバーからMFトンマージが、長期離脱で来日が不可能になったが、
8月になって、目玉であったMFトッティとFWカッサーノが、来日しない事が発表になった。
アメリカでのプレシーズン・マッチで負った怪我だと言うが…。
今年、イタリアのクラブは、ラツィオとインテルが来日しているが、
どちらもメンバーが揃っているとは言い難く、不評を買ったようだが、
ローマもそれに近い状況になってしまった。ホントに怪我なら、仕方がないんだけど…。
スペインの3クラブ(バルサ、ヴァレンシア、レアル・マドリー)は、
メンバーが殆ど揃っていただけに、来年以降の「出稼ぎ」に影響があるだろうと思う。

トンマージ、トッティ、カッサーノは、見たい選手の中に入っていたから、非常に残念だが、
来日しないメンバーの中で、見たかった選手は、DFキヴ、MFマンシーニ、GKペリッツォーリ。
キヴは怪我。マンシーニは、7月末まで行われていた、コパ・アメリカに出場していた関係だと思う。
ペリッツォーリは、イタリア五輪代表のオーバーエイジ枠で招集された。これは仕方がない。
彼に関しては、日本が五輪で対戦する。そこで思いっ切り、赤っ恥をかいていただこう。

「ウソつき王子!」「ローマ ローマ ○っタレ!」
イタリア語じゃないから、ローマの選手達は意味が分からなかったかもしれないが、
昨年のレアル・マドリーの時も、全く同じ。親善試合という雰囲気など、まるでなし。
日本の首都・東京と、イタリアの首都・ローマの「首都ダービー」である。
(昨年だって、スペインの首都・マドリーと「首都ダービー」だ)
「ローマだけには 負けられない オレ達の力 見せてやろうぜ!」
(元歌は「ヴェルディだけには…」と同じ。つまり、このメロディはダービー専用という事か)
相手方がどんなモチベーションで来ているかは知らないが、ダービーマッチというのは負けられない。

監督も代わり、選手も若手と移籍選手が主体という事、まだシーズンインまで間があるという事で、
ローマはそれほど、チームとしてまとまっている感じがしない。
そのローマを攻め立てる。「点を取って勝ちたい」という意欲に、選手達は満ち溢れていた。
どうであろうが、相手方に本気になってもらわなければ、試合として面白くないのだ。
この試合は、単なる親善試合ではない。「首都ダービー」なのである。

決定機は、こちらの方が多く作るものの、なかなか得点には結び付かない。
チームはできていないといっても、選手の能力は高い。最後は何とかしてくる。
センターバックのフランス代表であるメクセスは「ローラン・ブラン二世」という異名を持つ。
身体能力が高く、読みも良いし、この日はそれほど見せなかったが、攻撃力もある。
(攻撃力も備えてなければ、「ブラン二世」とは言えない)
一時期、ちょっと壁にぶつかった感もあったが、オセールから移籍して心機一転はあると思う。
実は彼は正式にローマの選手に、なっている訳ではない。契約の面で、まだ不備の部分があるらしい。
だから、ローマでやれるというのを、見せておかなければならない。
フランス時代にやりあった、ルーカス(元レンヌ)との対峙も、見所の一つだった。
オウンゴールになりそうだったシーンを、最後に掻き出したのも彼だった。
試合は得点するチャンスが、こちらにあったものの、前半は0−0で折り返す。

後半も、こちらが攻め立てる。
前田からのクロスを、ルーカスが巧く合わせたが決まらず。これはかなり惜しかった。
この日の前田は、全く臆する事なく堂々とプレーしていた。
守備でも相手に負けず、機を見たオーバーラップが、チャンスを演出していたし、
最終的にはキックミスだったが、前半にも、中へ切れ込んでシュートを打つシーンもあった。
右サイドバックは加地とトクがいるが、トクは2ndステージは、所属の早稲田大を優先するだろう。
加地は日本代表に招集されるだろうから、ここでやれる所を見せておくのは大きい。
元々、前田は身体能力も高いのだし、センスだってある。もっとやれていい選手だと思っている。

決定機をつかみながら、得点できない時間が続く。
相手方のGKゾッティが当たっていたのもあったが、とにかく「ウッドワーク」が多かった。
セットプレーからのルーカスがヘッドで放ったシュートは、クロスバーに当たるし、
ジャーンを囮に使った、ユウスケの低い弾道のシュートは、ポストに当たるし…。
結局は、このままスコアレスドローで終わった。

出場選手名短評
GK 土肥 ピンチはそれほど多くなかったが、前半に判断の良い飛び出しがあった。
DF 前田 守備では巧く身体を生かして、対人でも殆ど負けなかったし、
攻撃参加も積極的で、良いクロスを送り込んだり、中へ切れ込んでのシュートありと、
良い所が随所に出ていた。右サイドバックの争いに加わってきた印象。
DF ジャーン ハイボールを尽く跳ね返していたし、決定的なピンチも身体を張っていた。
藤山とのコンビも良く、うまくバランスを保っていた。この日のMVP受賞。
DF 藤山 読みとポジショニングの良さで、攻撃の芽を摘んでいた。スピード勝負でも負けず。
DF 金沢 積極的に攻め上がるシーンが多かった。守備は相変わらず安定感抜群。
欲を言えば、ユウタとのコンビネーションをもっと取れれば。
MF 三浦 高い位置からガンガンと厳しいプレスをかけて、チームを引っ張っていた。
MF 梶山 センターMFにも慣れてきた。持ち味の相手に取られないキープも良かったが、
逆に相手からボールを絡め取るシーンも多かった。シュートを狙う積極性も○。
↑MF 増嶋 センターMFでの出場だったが、読みの良い所を出せていた。
オプションの一つとして良いかもしれない。
MF 戸田 チャンス時に決められなかったのは惜しかったが、スピードでかき回していた。
前半途中に負傷して退場したのが心配。
↑MF 近藤祐 戸田とはまた違った重厚なスピードで、彼らしい積極的な突進が随所にあった。
意表を突いた直接フリーキックは、残念ながらポストに拒まれた。
MF ケリー 試合勘が随分と戻ってきた印象。幅広く動いてチームに攻めのリズムを与えていた。
ちょっとルーコンとのコンビに拘ったかなぁ、という所もあったが、
コンディションは、もう大丈夫そう。
↑MF 阿部 交代当初はゲームに入れなかったが、時間が経つにつれて流れに乗る。
積極的に勝負にいく姿勢が出ていた。
MF 馬場 左サイドがやりづらそうな感じは受けなかったが、パスに拘り過ぎた。
FW ルーカス メクセスとやりあっていたが、幅広く動いて前線の基点に。
すっかりチームに馴染んでいる。後半の決定機は決めたかった。
警告・退場(カッコ内は、通算警告累積数/退場数)
なし

試合後のMVPには、ジャーンが選ばれた。
選ばれたのは良かったが、100万円分の旅行券のパネルとともに、記念撮影を撮った後、
ジャーンはすぐにスタンドに挨拶に向かってしまい、スタッフが慌てて追いかけた。
インタビューの予定だったらしいが、戻らずにまず挨拶を済ませて、その後にインタビュー。
まあ、この日のテレビ放映は生放送ではなかったし、別にいいんでないの?

試合後は いつものように ゴミ拾い(川柳かよ)。通常のリーグ戦の時より、ゴミが多かった。
席を離れる際に、ゴミを手に持って、コンコースのゴミ箱に捨てる。それだけの事である。
試合が終わって、スタンドにはゴミゼロ状態、というのは、無理なのかなぁ…。
ボランティアの方達がやる事だから、と思っている輩がいるんだったら、そりゃ勘違いというもの。
「ゴミはゴミ箱に、ネ」

帰りは飲みに。前の日も酒を飲んでいるから、珍しく連チャン。
因みに前日は、この日飲んでいたお店の近くにあるスポーツカフェで、
アジアカップ決勝を見ながら、飲み食いしていた。(満席だったので立ち見)
この日の顔ぶれは、当HPの掲示板に顔を出して下さる、M/C氏とtarc氏と自分の、
「渋い男達 (^-^;;」3人。(試合後のレギュラーメンバー(?))
ここの所、少数での飲み。ある程度の人数で飲むのも楽しいので、それでもいいが、
どちらかといえば、そんなに多くない方が、話す内容が濃くなる(?)から、性に合っている。
飲みに行って思うのは、サッカーというのは、サッカーバカが集まりゃ、当然な話だが、
話題が絶えず出てくるもの、という事と、人によって視点がかなり違うんだな、という事、
まだまだ自分はサッカーに関して未熟だなぁ、という事。この3つを常に感じる。

昨年はレアル・マドリーで、今年はローマ。スペイン首都→イタリア首都と来た。
もしやるとしたら、やはり今後も「首都のクラブ」に、こだわるべきではないだろうか?
イングランドだったらロンドンという事で、アーセナル、チェルシー、トッテナム。
(ロンドンには沢山クラブがあるが、知名度の高いクラブということで、前記の3クラブ)
スペインだったら、もう一つの首都クラブ、アトレチコ・マドリーという手もある。
ドイツ=ヘルタ・ベルリン(ベルリン)、フランス=パリ・サンジェルマン(パリ)、
オランダ=アヤックス(アムステルダム)、ポルトガル=ベンフィカorスポルティング(リスボン)、
スコットランド=セルティックorレンジャース(グラスゴー)…という選択肢がある。
もし、この中でというのだったら、個人的にはアーセナル、アヤックス、セルティック辺りが見たい。