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2005.06.11 (Saturday)
ナビスコカップ予選リーグ第6節・千葉×東京(3−2)
<16:00 市原臨海競技場 Away>

今年2度目の臨海、という事で、今回は座席をバックスタンドに移した。
もうじきジェフのもう一つのスタジアムである、蘇我スタジアムができる。
そうなったら来年以降、どちらを使うかが分からなくなるからである。

スタジアムの裏は民家だった

初めてのバックスタンドだが、ここが意外と見やすかったりする。
工法としては、それほど真新しいものではない、兼用競技場だから、
当然、トラックがある訳だが、それがあまり気にならない。
ただ仕方がないのだろうが、柵の関係で一番前は良いとは言えない。
スタンドの中段よりも上で見るのが、賢い選択だと思う。

神殿からの眺めメインスタンド

臨海というと、やはり「食」。
前回はナンカレーセットを食べたので、今回はタコスを食べる事にした。
「JEFセット」という、タコス2つとチキンが付いたセットを食べたが、
これがまた良い。ついでにビールも買って、都合1500円を落とした(笑)。
スタジアムで食べ物を買う、という自体が珍しいのだが、ここだけは別。
因みに前記の蘇我でも、同じようにできるのだろうか?

JEFセット。1000円

この日のメンバー。
先発のユーヴェ戦からの変更点は、左サイドバックに金沢が復帰した以外は一緒。
控えメンバーには、特別指定選手に認定された駒沢大FWの赤嶺の名が。

先発
GK 塩田
DF 藤田、ジャーン、茂庭、金沢
MF 石川、今野、宮沢、栗澤
FW 近藤祐、戸田
控え
GK遠藤、DF迫井、MF三浦、MF馬場、FW赤嶺

東京のゴール裏

試合が始まってから、お互いに潰し合いとなったが、わが東京の選手達も、
1対1でしぶとく競るシーンが多く、悪くはない立ち上がりを見せた。
前半半ばに工夫したセットプレーから、今野が得点を決めた。
今野の得点は鮮やかなものが多いが、これも鮮やかなボレーシュートだった。

ジェフは予選リーグの通過が、ほぼ決まっている状況だったが、ここは臨海である。
3月の予選リーグの柏戦で、不敗記録は途絶えてしまったものの、ここでは強い。
「ボールも人も動くサッカー」で、反撃に出てくる。
が、追加点を奪ったのはこちらだった。カウンターから栗澤のパスを、
裏に抜け出した戸田がダイレクトでシュートして決め、これで0−2。
これ以後も攻め立てて、幻の3点目があったが、これはノーゴール。
ゴール裏はこれに気付かず、東京ブギウギを最後まで歌ってしまった。

去年のリーグ戦で、茂庭のアピールのアシストで、相手方の選手が退場となり、
「ありがと副審」コールをしたのは良かったが、後半が始まる前に、
「ありがと線審」コール。テレビなどで未だに副審を線審という方がいるが、
今は副審、ラインズマンではなく、アシスタントレフェリーなのである。
その後、10人のジェフに気迫負けをして、0−2から2−2に追い付かれた。
その時のようにならなければいいが、と思いつつ、前半は0−2で折り返し。

後半。
ジェフが初っ端からガツンと来たのに対して、わが東京は前半とは打って変わって、
完全に受け身の状態になった。何故、同じように戦わないのだろう…。
それもあってか、セットプレーからゴールを浴びて1点差になった。
1失点しても、まだリードしているというのに、まるで逆転されたかのように、
全体がシュンとなってしまった、わが東京の選手達…。

ベンチも迷走した。前線で頑張っていたユウスケを、何故か下げて、
赤嶺を投入した。この場面で使うのか?交代直後に失点して2−2。
この失点で更にガクッと来た所へ、追い討ちをかけるように、
千葉が攻め込んで来て得点を決めて、ついに3−2と逆転されてしまった。

これは結果論でしかないが、ここでの交代は、
後半になってから全く良い所がなかった宮沢を、フミタケに替える方が、
良かったのではないだろうか?彼ならチームを引き締める事ができる。
点差を離してリードしているならまだしも、あそこで赤嶺を入れた理由が解せない。
悪いタイミングで投入された赤嶺は、時折、彼らしいプレーを見せたが、
リズムに乗る事が、全くできていなかった。ちょっと気の毒である。
巻先輩がいるジェフが、オファーを出すかどうかは知らないが、
オファーを出されたら、あっちに行ってしまいかねないかもしれない。

ジェフに圧倒されるばかりで、反撃しようとする意欲すら感じさせず、
やられてもやり返さない東京に「シュート打て!」コール。
試合終了間際には、今年恒例となったジャーンの前線。
パワープレーをするにしても、徹底されていないのでは、その効果も薄い。
結局、3−2の逆転負けで終了。何とも歯痒い試合だった。

ガックリとうな垂れながら、スタンドに挨拶に来る選手達。
ここのところ、ズッと見ているシーンである。
拍手が起きていたが、自分は何もせずに、ただジッと見ていた。
確かに勝ったところで、予選リーグ突破の可能性は潰えてはいたが…。
言い方を悪く言えば、拍手する気は元より、ブーイングすらする気にもならない、
というのが、正直なところだった。

確かにわが東京の選手達は、大人しい選手が多いが、それだけが理由ではなかろう。
選手達は懸命にやっていると思うが、気持ちの面での弱さを今年は感じる。
精神論など好きではないが、気持ちで負けていては、勝つ事は難しい。
見ていて危機感を感じない。「現在16位」のリーグ戦が、
3週間の中断を経て始まる。もし、このままだったら、入れ替え戦である。
何人かで現状を打破できないのだったら、皆で打破するしかない。
何人かで話し合っても、解決できないのだったら、皆で話し合えばいい。

降格、もしくは入れ替え戦に回りたくなければ、這い上がっていかなければならない。
1つ勝ったからと言って、一気に浮上できる訳ではない。1つ負ければすぐに沈む。
1試合1試合を「後がない」と思って、それを試合の中で表現していかなければ…。
いつかは良くなる…なんて思って戦い続けていたら、最後にきっと泣きを見る。
幸いにして、気持ちを切り替えるには丁度良い、中断期間が挟まった。
「心技体」という言葉があるが、先頭は「心」。
技術や戦術も、確かに大事だろうが、心>技>体だと思っている。
一番大事なのは「気持ち」。